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兵どもが夢のあと
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これは先の選挙のときの感想を記したものだが…
せっかく書いたものだから、という単純な理由で
あえてここで紹介する。
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選挙はやはり現職が強いなあ。
それは政党よりも実績が評価されるからだろう。
その上、東京やその近県は浮動票が鍵を握っている。
近頃の選挙では改革志向の保守派が評価される。
新しいことはいいことだと囃されるのも主に保守派。
革新派には改革のための何の展望も実行力もない。
都知事選でも石原の平身低頭が新鮮に映り
浅野の政策をみんな飲み込んでしまった。
「羊たちの沈黙」という映画を知っているだろうか。
羊大好きの少女が我が家の子羊たちが殺されると知って
家人に内緒で夜中に必死になって逃がそうとするのだが…。
子羊たちは自分たちの運命を知ってか知らずにか
ただメーメーと啼いていて逃げようともしない。
こういう羊はトサツされるしかない。
選挙のたびに思うことだが、
どんなに喚いても歯軋りしても、
自分たちに似合った代議員や政治しか期待できない
ということである。
それを呪えば自分の顔に唾がかかるだろう。
東京都知事選に、神奈川県や埼玉県の知事が
応援に駆けつけたが、
いいものを見せてもらった、という感じである。
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今回の感想はまた別の機会に…
出来れば、長崎市長射殺事件などにも触れたいが…